カヤックツアー参加時の健康について
けがや病気・体調によってはカヤックツアーにご参加いただけない場合があります。。
けが
けが・きず・靴擦れ・虫刺され
けがをしていて切り傷や擦り傷がある場合、靴擦れ、虫に刺されてすごくかいたという場合は、原則的に防水絆創膏を貼ってご参加ください。川での遊びになりますので、ばい菌や細菌などが入らないように注意しましょう。こちらでも防水絆創膏を準備していますので、手続きの際に提供することができますが、可能であれば高性能の防水バンなどが市販されていますので、沖縄旅行に持参したり、旅行中に薬局等で購入しておくとよいでしょう。海水浴などの海遊びの際も便利です。ただし外傷性の大きなけがになると、防水しきれなかったり、絆創膏をはがす際に患部を傷つける可能性があります。深いけがや大きなけがをなさっている方はご参加いただけませんので、ご注意ください。
呼吸器系
ぜんそく
最近、ぜんそくの発作が起きたばかりの方や、起きる可能性がある方はご参加いただけません。
上記以外の場合、冬などの寒い季節に注意が必要なほかに、カヤックではお尻が水につかるので、冷えたりしますので注意が必要です。
特に湧き水散策がある2時間30分コース、モーニングカヤック(湧き水散策あり)、トワイライトカヤック(湧き水散策あり)の場合は、湧き水エリアでしゃがんで腰まで冷たい水につかりながらの観察です。体調が心配な場合は、あえて冷たい水に腰を下ろさないで観察してください。ご家族連れの場合は保護者の方が責任をもって十分に注意してください。
循環器系
高血圧・その他
心臓疾患・狭心症・高血圧・不整脈などの循環器系の病気がある方はご参加いただけません。発作や心停止への対処はカヤックの船上では非常に困難です。落水したときは、さらに多くの時間や労力を必要とするために、一刻を争うような場合は、事態が深刻です。岸への移動や搬送にも時間を要します。
その他の既住症
糖尿病・てんかん・その他
重い糖尿病やてんかんなど意識を失う可能性がある方や情緒不安定の方はご参加いただけません。意識を失っている方が落水すると、通常の転覆・落水よりも再乗艇させたり、救助するのに時間がかかります。意識不明の場合は自力で顔を水面にあげることができないために、ライフジャケットを着用していてもおぼれてしまう可能性があります。
腰痛・膝痛
カヤックに乗っていると腰に負担がかかる場合がありますので、腰痛をお持ちの方には参加をお勧めしていません。膝痛の場合はフラットなカヤックのデッキの上で、足を延ばしたままで座ることはできます。乗り降りは同行の方の手助けが必要でしょう。湧き水エリアでカヤックを降りるコースに関してはお勧めしていません。
四十肩・肩痛・肘痛
2名一組でカヤックに乗りますので、もうお一人に頑張っていただくことになります。パドルを持てそうかどうかはお知らせください。軽い子供用パドルを使用したり、あえてパドルを持たないという選択肢もあります。不安な場合はカヤックをガイドやスタッフのカヤックにロープでつなぐことがあります。
現在の健康状態
風邪・二日酔い・飲酒
微熱や咳・クシャミ等、風邪に似た症状がある場合は参加できません。風邪の症状をさらに悪化させたり、ほかの参加者へ病気をうつすおそれがあります。なおかつ、現在は特に新型肺炎・新型コロナウイルスが風邪に似たような症状が出るということなので、十分な注意が必要です。インフルエンザの可能性がある方、インフルエンザが治ったばかりの方は参加できません。インフルエンザに関しては、潜伏期間は短く、1日から3日(4日と紹介しているものも)といわれています。感染力が強いために、発症する前から、ほかの人に感染させる可能性があります。本人の自覚症状が出る前から感染力が強いので、自分で気が付くこともむつかしいです。このことが爆発的に感染が広まる要因となっています。検査をしても、早い段階だと陽性反応が出ないこともあるそうです。身の回りでかかった人がいるというような状況からの推測や判断も必要らしいです。なきじん海辺の自然学校では、学校保健安全法の出席停止期間の幼児・園児のケースを参考にして、インフルエンザ発症後5日かつ解熱から3日たっていない場合は、体験に参加できないというご案内になります。ノロウイルスによる感染を予防するために、嘔吐や下痢の症状がある方はご参加いただけません。感染力が強いので、ご家族や旅行の同行者の方の参加及び施設利用もご遠慮ください。二日酔いや飲酒している方もご参加できません。お友達同士や社員旅行のようなグループの場合は特にご注意ください。現地到着時でも参加をお断りしています。キャンセル料は100%対応となります。
新型肺炎・新型コロナウイルス
中国の武漢市での発生から始まり、2020年1月下旬の時点で、どのような影響が広がるのか、世界的に戦々恐々としている状態です。春節(旧正月)には中国からの大勢の旅行者が日本、特に沖縄へも訪れます。空港や駅、観光地などでは特に予防処置が重要だと思われます。なるべく人混みを避けたり、マスク着用やうがい、手洗いとアルコール消毒が大切です。ここ数日で情報が目まぐるしい勢いで配信されていくと思われます。
なきじん海辺の自然学校では感染の予防のために、 微熱や咳・クシャミ等、風邪に似た症状がある場合や、2週間以内に新型肺炎患者と一緒だった可能性がある方はご参加いただけません。待機しての見学や留守番、施設利用もお断りします。
新型肺炎・新型コロナウイルス
船酔い
船酔い・乗り物酔い
車や船など、乗り物に弱い方は、事前に酔い止めの薬を服用すると効果があるようです。薬なので体質にあうあわないということもありますので、あくまでも自己責任という形です。酔い止め薬についている服用にあたっての説明書をよくご確認なさって用法・用量を守ってください。ただしレンタカーの運転を担当している方は、服用後にとても眠くなってしまうことがありますので、あえて服用しないほうが良いかもしれません。トワイライト(サンセット)カヤックは、夕焼けの風景を楽しみながら、水面に浮いている時間が少し長いので、乗り物酔いしやすい方には、あまりお勧めできません。沖縄旅行ではレンタカーでの車移動が多くなるので、普段から乗り物に弱いという自覚がある方は酔い止めの薬があると安心ですので、早めにご準備ください。
カヤックと妊婦・妊娠
妊娠
妊婦さんや妊娠している可能性がある方は、ご参加いただけません。ネットやテレビの情報で妊娠中の旅行は「マタ旅」マタニティー中の旅行として取り上げられることもあるそうです。しかし妊娠中は1分後に何が起こるかわからず、急変したときにすぐに対処できるかどうかが運命の分かれ目という記事を最近目にしました。産科医でなければ急な対応はできません。カヤックの船上ではなおさらのことです。これから生まれてくる大切な赤ちゃんのためにも、妊娠している方や可能性があるかもと思われている方のカヤック参加はお断りしています。3才からの子連れ旅行でのご参加をお勧めします。
最近目にした記事では、妊娠中の旅行自体をおすすめしないというものもありました。安定期と呼ばれていても、流産する確率が少なくなっているというだけで、本当の安定というわけではないそうです。