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琉球の歴史ロマンあふれる野面積みの名城






世界遺産 今帰仁城跡

琉球王国のグスク及び関連遺産群 今帰仁城跡公園 

2000年12月に今帰仁城跡を含む県内のグスクおよび関連遺産群が
世界遺産に登録されました。

今帰仁城跡(別名 北山城)
いつ誰によって築かれたかは不明なところが多くさだかではありませんが、発掘調査の成果から、今から600年から700年前の13世紀頃には城造りをはじめた事がわかっています。
沖縄が南山、中山、北山の3つの政権に分かれていたころの北山の拠点でした。石垣に囲まれた郭がいくつもある美しいお城です。
無料のボランティアガイドさんが待機していますので、興味がある方は入場チケット購入時にぜひお申し込みください。今帰仁村歴史文化センターも入館できるチケットなので、こちらもぜひ。

世界遺産今帰仁城跡で沖縄の歴史や文化を知り学び、シーカヤックマングローブツアーで沖縄の自然を楽しむのもお勧めです。





第6回 今帰仁グスク桜まつり オープニングイベントの様子です(2013/1/19)











利用案内
開園時間 今帰仁城跡・今帰仁村歴史文化センター(両施設統一チケットです)
●通常期間(1~4月,9~12月)午前8時~午後6時
●夏期延長期間(5~8月)  午前8時~午後7時
休園日 年中無休
(但し、予告無く館内燻蒸、施設管理等によって一部施設を閉園・閉館する場合もあります。
駐車場 無料
交通 ●本部循環線今帰仁村字今泊今帰仁城跡入口バス停下車徒歩15分
●那覇空港から約110km(車で2時間45分)
●美ら海水族館から約7km(車で10分)
   
観覧料
区分 個人 団体(10人以上)
大人 400円 320円
小中高生 300円 240円
小学生未満   無料 無料
 
お問い合わせ
今帰仁城跡管理事務所(今帰仁村グスク交流センター内)
〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地
TEL・FAX:0980-56-4400

今帰仁村教育委員会(文化財係)
TEL:0980-56-3201

今帰仁村歴史文化センター
〒905-0428
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5110番地
TEL:0980-56-5767
TEL:0980-56-2789
ホームページURL http://rekibun.jp/  




外壁








古期石灰岩という硬い石灰岩で出来ています。うねってくみ上げられている石積みの曲線美が見事です。直線で作るよりも丸みを持たせたほうが丈夫で壊れにくいそうです。石垣が幾重にも連なり、郭とよばれる区画を分けています。

平郎門 へいろうもん 







今帰仁城跡の正門です。矢狭間と呼ばれる小さなのぞき穴がついています。この門は昭和37年に作られたものです。ですからこの門と新道(昭和34年)は世界遺産ではありません。 

新道








昭和34年に作られた新道です。歩いてみるとわかるのですが、七.五.三の段組みになっています。下から上に登っていくときには3段の階段で平坦(1mくらい)、次に5段の階段で平坦(2mくらい)で、そして7段の階段を上がってまた平坦(今度は4mくらい)になって、また3段という風になっています。あまり疲れを感じることなく上り下りできる構造様式だそうです。  

旧道








こちらは旧道です。新道よりも少し歩きにくいですが、とてもおもむきがある道です。1度、通ってみてはいかがでしょうか。足元にはご注意ください。

大隅 うーしみ







新道を大庭に向かって登っていく途中に大隈(ウーシミ)があります。場内で1番広い郭で、馬の飼育や調教、城兵の訓練に使われたらしいです。中央部に抜け穴として利用されたと見られる洞窟があり、志慶真川(しげまがわ)のがけの中腹に抜け出ます。

カーザフ








くぼ地になっているところです。川迫(かわさこ)が語源で、川の谷間らしいです。迫とは山の尾根と尾根の間、小さい谷という意味です。かつては水がもっとたまっていたのでしょうか。 

大庭 うーみやー







新道、旧道を上ると大庭(ウーミヤ)とよばれる広場に出ます。ここではいろいろな催し物が開かれたようです。大庭を中心に北側を北殿、南側を南殿と呼んでいます。

御内原 うーちばる





ここは今帰仁城に使えた女官たちの生活の場だったと伝えられています。ここからの眺めはすばらしく、晴れた日には与論島が見えることも。

主郭 しゅかく








ここは発掘調査からわかったのですが、4期に分かれて姿を変えています。主郭エリアの中央の礎石はⅣ期の監守時代の建物の跡です。今帰仁城は中山王に征服された後、監視役の監守(役人)が置かれて北部地域を治める拠点として使用されました。この時期を監守時代と呼んでいます。

志慶真郭 しじまかく







日本版の万里の長城とも感じられる美しい曲線を描いた城壁があります。ここは城壁がとても良い状態で残っていたところです。他の壊れた城壁は、ここの石組みを手本にして修復されたそうです。












今帰仁城跡の無料案内
今帰仁グスクには今帰仁城内を無料で案内するガイドさんが2名、連休などには3名常駐しています。
お客さまの依頼があれば、案内していただけます。所要時間は40ー60分
入城チケット売り場でお気軽に声をかけてください
   

今帰仁城跡案内ガイドさんは、平成17年度から今帰仁村教育委員会が実施する「今帰仁城跡案内ガイド養成講座」の修了生を中心に組織する「今帰仁グスクを学ぶ会」によって担われています。

養成講座は今帰仁村教育委員会が実施。試験に合格したメンバーが登録され、教育委員会と「学ぶ会」の契約によって、案内事業が推進されています。

なお、グループ、団体などで事前に予約を受け付ける場合は協力金(2500円)をお願いしているそうです。(グループは大人数だと思いますが)
予約は電話、FAXで受付しています。
詳細は、電話0980(56)4406へ。


今帰仁城跡と周辺史跡めぐり 有料
コースA ハンタ道と周辺遺跡(周辺遺跡は2009年7月に史跡指定を受けました)
コースB 今泊集落の散策(今帰仁城を支えた城下町をめぐる)
コースC 村内遺跡めぐり(オリジナルプラン 例:クバの御嶽巡拝プラン、運天集落散策プラン、古宇利島散策プラン)

ご案内時間 2時間から3時間。
ご案内料金 お一人様1000円。
*最小催行人数3名様から実施。

ご予約は、電話、FAXまたはメールでお申し込みができるとのことです。

電話でのご予約は0980(56)4406へ。(FAX兼用、当番ガイドが対応するそうです)。

メールで予約される場合は、以下のメールアドレスをご利用ください。
予約メール:manabukai@nakijingusuku.com


FAXでの予約申し込み用紙は
こちらから入手できますpdf_small.gif(PDF)

プリントアウトし、FAXでお送りください。表紙(かがみ)は不要だそうです。
FAX送信は0980(56)4406へ。

上記の案内は今帰仁グスクを学ぶ会ホームページから抜粋させていただきました。
詳しいことは直接、今帰仁グスクを学ぶ会へお問い合わせください。
TEL,FAX:0980-56-4406
manabukai@nakijingusuku.com

今帰仁城跡ガイドでつくる「今帰仁グスクを学ぶ会」

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