クロツラヘラサギ


コウノトリ目 トキ科
朝鮮半島で繁殖しているそうです。
世界でも生息数が少ないといわれていて、以前に私が聞いたところでは、世界中で約500から600羽くらいではないかということです。
冬期に少数ですが、沖縄にも飛来してきます。

今回紹介しているのは、2000年の1月の写真です。
場所は那覇市の漫湖公園です。
頼むよ、せっかくきたんだからさ、それもあなたを見るために今帰仁から。
お願いだから、ちょっとだけやる気を見せてくれよ。

おー、ようやく顔を上げてくれました。
特徴である黒い顔と、へら状に広がったくちばしが見えました。

この鳥が、くちばしを使って、餌を探っている様子は、一見の価値があります。
いつまでも、沖縄へ遊びに来てほしいですね。
他の鳥たちにもいえることですが、日本国内のみの整備をおこなってもダメだそうです。
渡ってくる途中の場所の環境が悪化してしまうと、たちどころに絶滅の危機に瀕するということです。
近年は、朝鮮半島でも大規模な埋め立てなどの開発によって、水鳥たちは危機的な状況にあるらしいです。

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