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デッキ |
船首から船尾にかけての上部構造をデッキと呼んでいます。船で言うところの甲板です。クローズドデッキカヤックというタイプのものは、カヤッカーが座るエリアもデッキで覆っている構造のものになります。もちろん、コクピットは、中に入り込めるような作りになっています。漕ぎ手はスプレースカートを装着して、これの裾をコーミングに密着させることで気密空間を作ることができます。デッキの船首部分をバウデッキ、船尾部分をスターンデッキということも。カーゴスペースとしてバウハッチやスターンハッチが取り付けられたりしています。大型のタンデムになると中央部にもハッチが設置されているものがあります。 そしてビルジポンプやマップケース、飲み物をはさんだり、再乗艇の際にパドルフロートを装着したパドルを差し込めるようなデッキラインショックコードといういくらか伸縮性があるラインを張っていることもあります。持ち運びのため、前後にはトグルがついています。カヤッキング中に物を取り出せるような防水ハッチになっているサービスポケットも取り付ける人もいます。近年は、カヤックフィッシングも人気なので、釣り竿を取り付けるためのロッドフォルダーを装備している人もいます。 |