お天気は回復しましたが、実は夜、特に朝方にものすごい大雨が降ったんですよ。雨雲レーダーで確認すると、真っ赤な帯が沖縄を通過しました。
そのためにまた川の水はこんな感じです。大井川の上流に当たる本部の山側のほうでかなり降ったようです。
それでも防水ウェダーと着用で遊びに行きましょう!
私はよくこんな状態の時をメコン川と呼んでいますが、メコン川は周辺に赤土の地域が多いために、細かい土の粒子が運ばれて赤い色になることがあるそうです。けっして汚いわけではありません。そして場所や地域によっては水が澄んでいます。
沖縄も赤土が多いです。長年にわたる開発に伴って、赤土が露出しているところが多いです。とくに沖縄本島は川がそれほど長くありません。山側から海にかけての距離が短いために、上流で大雨が降ると短絡的に、すぐに海へと流れだします。
そのために露出している赤土土壌が雨で削られて川へと流れだし、すぐに海へと運ばれます。
以前から農地の開発や河川工事もありましたから、本当に長年にわたる沖縄の開発が今の風景につながっているんでしょうね。
毎日の潮の満ち引き、満潮と干潮によって、あっという間に水は浄化されます。
ただし運ばれてきた土は海底や川底に堆積して、生態系を変えていく可能性もあります。
特にサンゴに細かい土の粒子が堆積すると、粘膜・粘液を出して。それを排除しようとするそうです。この粘膜や粘液はオニヒトデの誘引物質にもなっているようで、追い打ちをかけるようにオニヒトデがやってきて、サンゴを食い荒らします。
近年は温暖化による海水温上昇が深刻で、サンゴか白化(脱色)して死滅していってます。
話を戻して、ツアーの様子ですよ。石灰岩の浸食地形、ノッチにタッチです。今はまだ、少し水が多いので、岩に接近できました。
入り江をのぞいてみましたよ。ここはそれほど水は濁っていません。
そして別の入り江に遊びに来ました。お水ももっときれいです。
メヒルギの胎生芽も大きく成長しているものがありますね。このエリアでは、かなり気が早い胎生芽です。
潮が引き始めてシオマネキモ出てきました。
ミナミトビハゼもかわいいですね。
目の色がとてもきれいです。
はい、チーズ!
シレナシジミと記念撮影です。うちでのお約束です。
ヤエヤマシオマネキも出始めています。
見慣れない鳥を発見しました。はじめはカモメみたいと思ったのですが、まさか沖縄にはいないだろうと思っていました。
でもびっくり、ズグロカモメでした。私の勉強不足でした。
少ない数ですが、沖縄でも越冬するそうです。
でも見ることができて本当にラッキーでした。
おつかれさまでした。今日はありがとうございました。
自然豊かで感動しました。
すごく楽しいツアーでした!!また、参加してみたいです!!ありがとうございました。