今日は皆既月食が起こりました。沖縄地方はもともと天気予報がよろしくなかったので、絶対に見る事が出来ないと思っていました。
今日の満月はスーパームーンといって、地球と月との距離がとても近くなります。視直径と呼ばれている、見た目の大きさが14%ほど大きくなります。そして明るさは3割アップ!すごいですね。
月食は、太陽、地球、月が一直線上に並ぶときに発生します。満月の時に起こります。それぞれが非常に離れているのですが、これがピンポイントで直線状に並ぶときだけ、地球の陰になって、月が食べられちゃったみたいに欠けていきます。
日本のかなり多くの地域で見る事が出来るということですが、とにかく天候次第です。
日本で皆既月食がみられるのは3年ぶりだそうです。
スーパームーンと皆既月食が重なるのはとても珍しいそうです。10年ごとと紹介しているものも。
次回は2033年ということなので、今回、もし見る事が出来れば、超ラッキーですね。
普段は、ずれているところを通るので、きれいに一直線上に並ぶということはなかなか起こりません。
満月や半月、三日月というのは、月の位置によって、太陽に照れされている面が変化するのを、私たちが地球上で観察している現象です。
かなり食が進んでいます。陰になっているところも完全に真っ暗になるわけではありません。
地球の大気で太陽の光が少しだけ屈折して、入り込んでくるそうです。
青い色の光は散乱して届かないのですが、赤い色の光は残りやすいそうです。そのために赤黒く「赤銅色 しゃくどうしょく」見えています。
月食ごとに月の色も変わると紹介されているものもありました。
朝焼けや夕焼けが赤みを帯びているの、このためだそうです。おもしろいですね。ダイビングで海に潜ると、明るい赤に近い色から吸収されて黒っぽくなり、濃い青色がより深いところまで残りやすいと教わります。
だんだんと明るいところが増えてきているんですよ。
いっきに明るくなったわけではありません。晩御飯を食べている間に、時間が経過したためです。気がついたら、こんなになっていましたよ。
さすがにすべての時間、つきっきりというわけにはいきませんでした。
それにしても本当に美しいですね。
ゆっくりと影の部分が減っていきます。
もうこれで完全に満月に戻りましたね。ネットで、皆既月食の時間もチェックしていたのですが、住んでいるところの位置によって、食の入りやピーク、終了の時間もかなり変わりますね。
沖縄地方の天気予報だと、まるで見る事が出来ない感じだったので、ほんとうに運がよかったです。
皆既月食が終了した後の月は、スーパームーンということで、とても綺麗でした。