のんびりとお散歩しながら写真撮影です。今のうちに言っておきますが、マングローブもカヤックも、そして川さえも写っていませんよ。
いつもたくさん写真を載せているので、たまにはいいですよね。
いたるところにセンダングサが生えています。きれいなお花が咲いていますね。
センダンという木の葉に似ている葉っぱが付いていることから、センダングサという名前です。いくつかの種類がありますよ。
花の蜜を吸いに蝶や蜂がやってきますよ。
これはみなさん、おなじみのあれです。
ひっつき虫です。センダングサの種です。
風で飛散することもありますが、近くを通った生き物の体に引っ付いて、運んでもらうという戦略が抜群なのです。
子供の頃も野山で遊ぶと、身体にたくさんの引っ付き虫がくっついていましたよね。かぎ状になっていて、しっかりとひっかかりますよね。
洋服についたら、これをとるのが面倒ですね。
こちらはモクマオウの雄花です。
ありゃりゃ、こんなものがいましたよ。タイワンキドクガの幼虫です。これはさわってはいけませんよ。
今の季節はモクマオウの花粉も多いです。いたるところに飛んでいきます。沖縄には花粉症がないといわれることがありますが、そうではありません。モクマオウ科花粉症というのがありますよ。特に今ぐらいの季節は、これにやられる方もいます。
枯れたものもたくさん、落ちていますね。モクマオウは分解されずに、どんどんと降り積もっていく感じで、とても厄介です。この木の下に長期間、車を止めていると、大変です。特にフロントガラスとボンネットの間に思いっきり積もります。掃除するのが面倒です。変に水が溜まって、その周辺から錆びて、雨漏りの原因になることもありますよ。
こんなものもありました。カマキリのタマゴですね。正しくは卵鞘(らんしょう)というあぶく状のものの中に卵が入っています。これがだんだんと固まっていきますね。卵を衝撃や暑さ、寒さから守っているそうです。良くできていますよね。
カマキリが卵からかえると、子供たちがたくさん、卵鞘から一気に出てくるイメージです。大人と同じ形だとばかり思っていましたが、実際には前幼虫という形態だそうです。これが卵鞘からでて脱皮して、私たちが知っているカマキリの形になるそうです。
子供のころは、時間をわすれて、カマキリが生まれてくるのを観察していましたが、大人になってからは、そんなことしていません。卵からかえる瞬間なんて、見る機会がないものですね。小学校では、理科の授業でみんなで観察していましたから。
今度、NHKのEテレでカマキリの生態を勉強しなおしたいと思います。
それにしても良いお天気ですね。生き物観察をしていると、ほんとうに時間があっという間に過ぎてしまいます。本当は蛾のまゆも見つけて、写真を撮ったのですが、気持ち悪いって思う方が多いと思うので、写真を載せるのはやめておきます。それでも毛虫の写真はのっけちゃいました。ごめんなさい。