今日は久しぶりのマングローブカヤックツアーです。
本当に良いお天気です。
ここ数日は残念ながら、南風が強すぎて中止になる日もありました。
そして、東京都に在住の方をお断りするケースもありました。
そんなことが重なっての久しぶりのツアーです。
お写真はNGなので、風景や生き物の紹介をさせていただきます。
風もかなり弱くなりましたよ。
良いコンディションです。
でも、とにかく暑いですね。
今日は湧き水散策2時間30分コース、4名様のご家族の参加です。
新型コロナの感染予防のために、この1組だけ限定のツアーです。
シーズンを迎えて、ドラゴンフルーツもいたるところに、おいしそうな実をつけ始めていますよ。
カヤックに乗って、これから出発です。
お子さんがお二人なので、お父さんチームと、お母さんチームに分かれました。
今日は午前中が満潮にあたるので、スタート時間は11時30分です。
そうすれば、ちょうどよいタイミングで湧き水エリアで生き物観察を楽しむことができるんです。
マングローブの入り江です。
ここもあっという間に引き潮で水がなくなっちゃいますよ。
さらに漕ぎ進んでいくと、琉球石灰岩でできてる崖も見えてきます。
そして鍾乳石も。
最近はこれを見ると、雪見だいふくを食べたくなります。
暑さで、おかしくなっちゃっていますよ。
では、進んでいきましょうね。
かわいいメヒルギ達です。
木の根元には、ヒルギハシリイワガニがたくさんいますね。
気が付きましたか?
みんな同じ方向を向いているんですよ。
基本的には頭を下の方に向けます。
子供がお絵描きで書くカニさんとは、向きが逆ですね。
潮が引いて、地面にはシオマネキたちがたくさん出てきましたよ。
大きい順にヤエヤマシオマネキ、ベニシオマネキ、オキナワハクセンシオマネキです。
今、ここに写っているカニのサイズを紹介しています。
実際の生態としての大きさは、ヤエヤマシオマネキが一番大きいサイズです。
次にオキナワハクセンシオマネキ、そしてベニシオマネキです。
一般的な大きさとして、載っていたのがヤエヤマシオマネキで甲幅が約25mm、オキナワハクセンシオマネキで約18mm、ベニシオマネキで約15mmでした。
ベニシオマネキの方がハクセンよりも、ちょっとだけ小さいです。
私たちがフィールドで観察していても、やはり実感するのは、この通りの順番です。
あ、ミナミトビハゼのおうちも水面から出てきましたよ。
よく見ると右側のタワーから、ちゃんと顔を出しています。
緑がかったお目目が特徴です。
よく見ないと気が付きませんね。
根っこも複雑な形ですね。
植樹したマングローブもがんばっています。
メヒルギの花とつぼみが写っていますよ。
お花はもう咲き終わって、ガクという土台部分が残っています。
つぼみはカプセルみたいですよ。
ミナミトビハゼ、可愛いですね。
でも好きな女の子に、「ミナミトビハゼに似ていて、かわいいね」なんて言わない方がいいですよ。
ダイビングでは、マスク美人という言葉があります。
ダイビングのマスクをしている水中の風貌と、マスクを外した後とでは、かなり印象が変わることがありますよ。
ですから、「マスクをしている君もかわいいよ」といいましょうね。
この「も」の一文字がすっごく大事ですよ。
でも「ハゼに似ていて」なんて言ったら、即アウトです。
こちらもかわいいですね。
ちょっとアップにしましたよ。
ハサミがかっこいいです。
ここまでズームアップすると、写りが悪くなりますね。
まっかな甲羅です。
ヒルギハシリイワガニのハサミ、紫色できれいですね。
ほら、オキナワハクセンシオマネキも大きいのがいますね。
すごく潮が引いてきましたよ。
地面はシオマネキだらけです。
このあと、パドルでちょっと驚かせてみましたよ。
そうしたら、さっといっせいに動きました。
ソテツの花です。
これはメスの木ですよ。
夏の雲ですね。
発達した積乱雲が所々に発生しています。
キノコ岩の向こうには伊是名島や伊平屋島がありますよ。
今日、ご参加の皆さん、
本当にありがとうございました。
子供たち、生き物が大好きだそうです。
虫取り網とかごをもって、遊びに来てくれましたよ。
ナナフシをつかまえていましたよ。
お父さんもお母さんも、カヤック、とてもじょうずでした。
エビ・カニをたくさんみれました。子供が喜びました。
いままでぜんぜんしらなかったことをたのしく数時間でいろいろとしれた。
けっこうたのしかった。あのえさをやるのがたのしい