沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

TEL.0980-56-5881

〒905-0401 沖縄県今帰仁村仲宗根992

サー・アレック・ギネス 永遠に

今日、4月2日はかの有名な俳優、アレック・ギネスの誕生日です。

爵位も持っているので、私はいつもはサー・アレック・ギネスと呼んでいます。

スターウォーズシリーズのオビ=ワン・ケノービを演じた方です。

スターウォーズは子供のころから、映画館で見ていました。

そして先ごろの作品で完結するまで、すべて上映を見ることができました。

スターウォーズとスタートレックはかならず映画館で見る作品です。

エピソードⅣの「新たなる希望」、本当に面白かったです。

ジェダイであるオビ=ワン、カッコよかったですね。

ジョージ・ルーカスが日本の黒沢作品の大ファンだということもあり、まさに侍の世界を感じました。

陳腐な言い方をすると、スペース・ちゃんばらの世界です。

三船敏郎に出演を依頼したものの、宇宙を舞台にしたSF作品ということもあり、「子供向けのものは・・・」ということで、出演を辞退したというエピソードを聞いたことがあります。

そうしたら、スターウォーズは世界的な大ヒットとなりました。

そのせいもあってか、三船敏郎はその後、スティーブン・スピルバーグ監督の「1941」に出演しましたが、作品としては期待されたほどにはヒットしませんでした(私は今でも大好きな作品です)。

そしてアレック・ギネスを迎えて大ヒットを収めたのですが、この出演を当人はすごく後悔したという記事をネットで見ました。

でも私は三船オビ=ワンよりも、このアレック・ギネスのオビ=ワンが大好きです。

「帝国の逆襲」、「ジェダイの帰還」に出演しています。

最終作の「スカイウォーカーの夜明け」では、新旧のオビ=ワン、ユアン・マクレガーとともに声の出演となっています。

ただ、アレック・ギネスはかれこれ20年近く前に亡くなっています。

じつは華やかな大ヒットムービーとは別に、私が超大好きな作品があります。

「帝国の逆襲」と同じ時期の作品「レイズ・ザ・タイタニック」です。

原作は先日亡くなったクライブ・カッスラーの「タイタニック号を引き揚げろ」です。

主人公のダーク・ピットが大活躍する海洋冒険小説の王道です。

好きなので、もちろんべた褒めです。

タイタニック号の貴重な生存者であるジョン・ビガロー(実在の人物ではありません)を演じていました。

原作とはちょっと設定は違ったりもしますが、映画版でのジョン・ビガロー、とてもすてきでした。

タイタニックを語る場面、ほんとうに名シーンです。

どうしてもオビ=ワンのイメージが残っていたので、レイズ・ザ・タイタニックでは、かなり年を取って、太っている(というよりは、かなりむくんでいる)ような感じでした。

しかし、それがなんとも言えない味わいとなっていました。

美しい情景のなかで感動的でした。

鳴り物入りで公開された作品でしたが、評判はさんざんなものが。

しかし、私にとっては今でもとても好きな作品です。

この映画がきっかけで、私はクライブ・カッスラーの作品にどっぷりとはまっていきました。

記念すべき大切な映画です。

だからフォースの達人ジェダイであるアレック・ギネスも好きですが、タイタニックで生き残った年老いた元水夫であるアレック・ギネスも大好きです。

 

 

余談ですが、もしも先に原作を読んでいたとしたら、内容があまりにも簡略化されているので、ぶっちぎれていたかもしれません。

幸いなことに、私は映画が先でよかったです。

まあ、とにもかくにも映像化とは、こういうものかと思います。

クライブ・カッスラーの作品はあまりにも壮大なストーリーなので、映画の枠にはとても収まらないですよね。

カッスラー本人も、納得がいかなかったために、その後は作品の映画化が実現しませんでした。

そして「サハラ」は映画化されたのですが、原作をすでに読んでいたために、かなり不満が残ることになりました(娯楽作品としてはまあまあなのかも)。

アレック・ギネスが出演している映画は、ほかにもたくさんの名作があるので、それはまたの機会にということで。

 

« »