今日、3月14日は有名なのは、ホワイトデーですね。
そして国際結婚の日でもあるそうですよ(初耳学!て感じです)。
今でこそ、国際結婚のカップルも多いみたいですが、昔はほんとうに特別なことだったんでしょうね。
1873年の今日、日本では公式に認可されたそうです(明治政府の内外人婚姻規則)。
学校で勉強する日本の歴史を思い出してみると、外国から日本にやってきた人っていますよね。
映画「将軍 SHOGUN」のモデルになったウィリアム・アダムスこと三浦按針も有名です。
映画では島田陽子さんが国際派女優として大活躍でした。
ものすごくきれいでした。
リーフデ号でヤン・ヨーステンらと日本に漂着した後、そのまま在住して、日本名や旗本という武士の身分、そして領地(知行地)まで与えられました。
そして日本人女性と結婚して、子供もできました。
このころはまだ、国際結婚という定義などもなかったです。
小栗旬さん主演の「信長協奏曲」では、主人公(小栗さん)と同じように、現代からタイムスリップした外国人(サーファーでした)がウィリアム・アダムスだという設定でした(劇中では終盤にメッセンジャーの役割も)。
今、思い出しても山田孝之さんが演じた秀吉に、猛烈に腹が立つ作品です(詳しく映画をご覧ください)。
医師で博物学者であるシーボルトも、日本人にはなじみが深い人物です。
日本植物誌という名著もあります。
ナチュラリストとしても有名です。
amazonでもたくさんのシーボルト関連の本が紹介されていますよ。
本人の著作のよりも、シーボルトの研究本が多いです。
でも教科書ではシーボルト事件で有名かもしれません。
禁じられていた日本地図を国外に持ち出そうとして大問題に。
そして国外追放となりました(その後、国内情勢の変化により、日本にやってきたりしています)。
日本人女性との間に子供ができましたが、こちらは結婚という形ではなかったようです。
漫画の「スーパードクターK」で、主人公の祖先のエピソードで登場しています(昔、全巻、買いそろえた貴重なシリーズですが、断捨離しました)。
余談ですが(このブログのほとんどが余談です)、松本零士先生の銀河鉄道999のメーテルや、宇宙戦艦ヤマトの森雪など、松本作品の女性像のモデルになっているのが、シーボルトの孫(楠本イネの娘である楠本高子)という話があったり、亡くなられた女優の八千草薫さんという話があったりと、とても興味深いです。
共通しているのは、みなさんとても美しい方だということです。
不平等条約の改正交渉に役力した青木周蔵も国際結婚です。
有名な大津事件によって失脚しましたが、その後は不平等条約の改正版である日英通商航海条約を締結させました(この時の通訳は、あのシーボルトの子供です)。
5千円札のモデルになっている新渡戸稲造も国際結婚だそうです。
あまりエピソードを思いつかないです。
ごめんなさい。
そしてラフカディオ・ハーンこと小泉八雲です。
日本各地の昔からの伝記や幽霊の話などを、子供たちも理解できるようにわかりやすく再構築した(再話)作品集を作りました。
再婚した日本人の奥さんから聞いた話などだそうです。
耳なし芳一や雪女などが代表作ですね。
英語版でも読んだことがあります。
ほんとうに「まんが日本昔話」の世界ですね。
朝ドラで大人気だった「マッサン」のモデルで、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝もドラマの内容の通りに国際結婚でした(これも珍しく全部見たドラマシリーズです)。
日本のウイスキーの父ですね。
このドラマと吉高由里子さんの影響で、今やウイスキーは大人気になっているのかなと思っています。
でも、これとは関係なく、世界的なブームですものね。
投機目的での売買のニュースもありますよね。
西川きよし師匠の場合は、ヘレンさんは京都生まれで、国際結婚ではないですよね。
でも先日亡くなられた、梅宮辰夫さんは、クラウディアさんとの国際結婚です。
美男美女の遺伝子を受け継いでいるアンナさんはやっぱり美人ですね。
このほかにも近年は、とってもたくさんの方が国際結婚していますよね。
海辺の自然学校のマングローブカヤックツアーでも、国際結婚されている方がご参加されていたりしますよ。
お申込みいただいたときのお名前が、日本名ではないので、「日本語は大丈夫ですか」と、確認のメールをさせていただくことがあります。
日本に長く住んでいる方で日本語も大丈夫、お友達といっしょの旅行だという独身の方も多いですよ。
そしてだんなさん、もしくは奥さんが外国の方というご家族もいらっしゃいます。
国内在住の方もいれば、海外在住の方も。
海外に住んでいるご家族は、日本への里帰りも兼ねていることもあるようです。
こちらにいるご両親や兄弟や姉妹といっしょにというグループでのご参加もあります。
ただ日本語が話せるかどうかは色々です。
話せない場合は、ご家族に通訳していただいていますよ。
国際結婚でカヤック、とっても楽しいですよね。
子供達も超かわいいですよ。
テレビでハーフタレントが引っ張りだこになる理由がわかります。
私がおそろしく適当な英語で説明することもありますが、安全に関する重要なところは、しっかりと通訳してもらっていますよ。
私の英語は「出川イングリッシュ」ですから。
それでも、こんな「海外&日本」の連合チームじゃないときで、日本語がわからない場合は、参加をお断りしています。
うちのツアーは、沖縄の自然や文化を紹介する説明が多いので、ご了承ください。
ただ、残念なことに、最近の新型肺炎・新型コロナウイルスの影響で、ご参加できないケースが多くなっています。
政府の自粛要請などにより、各地のイベントやテーマパークもストップしていますよね。
特に海外の出入国は深刻な問題となっています。
それから親子の3世代旅行も。
おじいちゃん、おばあちゃんがご高齢なので、今回ばかりは不要不急の外出はお勧めしていません。
今回の状況が改善されて、国際結婚チームが沖縄でマングローブカヤックを楽しんでいただけるような日が早く来てほしいと思います。
世界的な状況が落ち着くまでは、じっーーと、がまんですね。