ゴールデンウィークの前後から、沖縄ではドラゴンフルーツのシーズンが始まっています。
自然学校はドラゴンフルーツの畑に隣接(畑の中といっても良いかも)しているので、これから秋にかけては、とっても楽しい季節です。
美しい開花を見ることができます。
でも夜の間だけ咲いているので、私たちが活動している時間帯はベストというわけではありません。
ショップを閉める頃に咲き始めて、翌朝には、もし早い時間であればまだ咲いています。
それでもすでにいくらかしぼみ始めているんです。
これがつぼみなんです。
あと数日で花が咲きます。
トウモロコシみたいな感じで、大きくなっていくんですよ。
木の節々にどんどんつぼみができてきます。
でもあまりたくさんつぼみができてしまうと、一つ一つの実が小さくなってしまうので、ある程度は摘み取って、数を減らします。
そうすることで栄養分が十分にいきわたり、おいしい大きな実をつけることになるのです。
ドラゴンフルーツはけっこう丈夫で、成長も早い種類だそうです。
ただし、そのまま自分で立つことはできないので、支柱に這わせます。
昔、建物の2階あたりまで、張り付いて伸びていったことがありますよ。
でも成長するのをそのままにしておくと、栄養分がそちらで消費されて、実の付きが悪くなったりするので、ある程度、ばっさりと切ってしまいます。
でもかなり固いので、重労働のようです。
じつはドラゴンフルーツは、捨てるところがないような植物で、葉肉やつぼみ、そしてお花も食べられます。
私は葉肉(本体)を食べたことはありませんが、サボテンなどはカクタスステーキやカクタスアイスなんて言うのもあります。
沖縄ではドラゴンフルーツの葉肉はほとんど食していないようです。
私もこれは気にしたことがありませんでした。
でも、つぼみは煮たりすると、少しとろみがあって、ふさわしい味付けをするとおいしいですよ。
スープやシチューにもあいます。
コンソメで煮込んだら、おいしいです。
フカヒレに似ているといわれたことがありますが、フカヒレ自体を食べる機会がほとんどないので、ピンときません。
お花も食べることができるなんて、面白いですね。
本家本元ともいえる月下美人も同様なんです。
でも鑑賞用としての人気があるので、なかなか食べたりはしないです。
これは開花後です。
お花はすでに脱落して、実が成長し始めているところです。
これからさらに大きくなって、そして熟していきます。
本土でドラゴンフルーツを食べた経験がある方は、実は甘みがうすいとか、味がしないという印象を持っている方が多いです。
県内で食べても、あまり甘くないものにあたることも多いかもしれません。
本土の方で販売されているものは海外からの輸入品が多いようです。
輸送の関係で、熟さないうちに収穫します。
そのために甘くないそうです。
果物は種類によっては、追熟といって、収穫後も時間がたっていくうちに熟していき、糖度(甘さ)が増していくものがあります。
しかしドラゴンフルーツは刈り取った後に赤く熟しても、糖度はそれほど増えないそうです。
そのために輸入品は甘くないのですね。
木についたままで完熟することで、抜群の甘さ、おいしさを楽しむことができます。
しかし、それだと逆に日持ちがしないために、すこしだけはやめに収穫して、店頭に並んだり、消費者のお手元に届くころに食べごろになるとのことです。
いちばんのぜいたくは木で完熟したものを食すことですね。
産地である沖縄では、それも可能ですね。
近年では関東圏でのハウス栽培もおこなわれているんですよ。
園芸教室みたいになってしまいましたが、こちらの方がメインです。
湧き水散策2時間30分コースです。2名様のご参加です。
超おだやかなコンディションです。
手前は水が透明で、地面が見えていますね。
私が使用前の写真と呼んでいる撮影です。
ちゃんと使用後の写真というのもあるんですよ。
でも使用前も使用後もあまり変化はありませんので、みなさん心配しないでくださいね。
ひどい目に合わせるわけではありませんよ。
オオハマボウ(ユーナ)の花が咲き始めました。
レモン色のきれいなお花です。
夕方には赤く色づいて、落花し始めますよ。
ほら、こんなふうに、べた凪です。
水面に陸上の風景が映り込んでいます。
サギもまだ休憩中のようですね。
岩がものすごくえぐれていますね。
オーバーハングになっているところには、こんなつらら状のものも。
ノッチ(浸食地形)にタッチして記念撮影です。
そして、こんなところへ。
根元にはヒルギハシリイワガニが。
偶然みつけたマングローブの種を植えていただきました。
もう今の季節は漂流している種を見かけることはほとんどありません。
大雨などの影響で、すでに生えていたものが地面から抜けてしまったようです。
これはものすごいドアップです。
そして超ピンボケです。
ピンボケというよりは最大限のズームで撮影したので、画像がものすごく粗いです。
ツアー中はわざとこんな写真を撮ることがあります。
遠くに離れているシオマネキを参加者のみなさんに見ていただくときに、ズームアップで撮影して、そのままデジカメの画面で見せていますよ。
デジカメの液晶のサイズで見るとすこしぼんやりとはしますが、もっときれいに見えて生き物の特徴を伝えるのに役立っています。
撮影時に「実際の写真はズームアップしすぎてピンボケです」と伝えています。
それがこの写真です。
湧き水エリアで生き物観察です。
トントンミーちゃんです。
シレナシジミ、大きいですね。
これもそうですよ。
せっかくなので、今日はシオマネキの写真のオンパレードです。
とにかくたくさん、紹介してみましょうね。
これからまた出発です!
ノコギリガザミというカニに食べられた残骸です。
シレナシジミの殻なんです。
ノッチにタッチって言っていたところは、もう地面が干上がっていますよ。
ナイスチームワークです。お二人とも抜群に上手なんです。
はい、チーズ!
岸に到着です。
あ、笑っていいともを思い出すポーズですね。
おつかれさまでした。
今日はありがとうございました。
初体験✌とっても楽しかったです!!天気にもめぐまれ、びっくりする事ばかり。えび取り、ハゼ取り、最高。とっても良い想い出になりました。カヤック買ってしまうかも!ガイドも最高!!