今日、4月16日は熊本地震の本震が発生した日です。
あれから2年が過ぎたのですね。
14日にものすごく大きな地震が発生して驚きました。
この後もしばらくは余震に注意が必要だと思っていましたが、16日に巨大地震が発生するとは思ってもいなかったです。
これが本震だったなんて。
ニュースでは熊本県内各地の被害の様子が伝えられました。
多くの人命が失われました。
住む家を失った方も多く、いまだに解決できていない問題もたくさん残っています。
ここ数日、日本各地で大きな地震が続いています。
東日本大震災をきっかけに地震や火山活動のスイッチが入ってしまったのですね。
この熊本地震では、熊本城も大きな被害を受けました。
石組みが崩落していく様子は衝撃的でした。
このころに、城壁の石組みの種類や特性、そして石組みのスペシャリスト穴太衆(あのうしゅう)も話題になりました。
穴太衆の技術を生かして、石組みの再建をなんていうニュースもありました。
穴太衆が手掛けた野面積みを穴太積みとも呼んでいたそうです。
石や岩を上手に組み合わせて、複雑で密な接地面を作り、壊れにくい強固な石組みを積み上げていきます。
世界遺産今帰仁城跡の城壁もこの野面積みの技法でできています。
もともと今帰仁城周辺の岩盤は2億年以上前のものすごく古い石灰岩になっているために細かい加工がむつかしいのです。
ただし割るとやや四角く割れるような特性があるために、これらをち密に組み合わせています。
特に志慶真郭という区画の城壁は保存状態がとても良かったので、壊れたほかの郭の城壁の修理の際に、石や岩の組み方のモデルとなったそうです。
近くで見るとごつごつで男性的な荒いイメージの城壁ですが、離れて見てみると、とても美しい曲線を描いた繊細なイメージの城壁に見えます。
沖縄北部へいらっしゃる際はぜひとも見学してくださいね。
テレビで穴太衆の末柄という方が出てくる番組を見ましたが、石組みを積むときには設計図がないそうです。
持ち込む石や岩をみながら決めていくそうです。
「石の声を聞く」そうです。
本当にすごいプロの集団ですね。
うちのマングローブツアーでも、この野面積みの構造物を見ることができます。
それでは今日のカヤックツアーの紹介です。
午前の湧き水散策2時間30分コースです。
2名様のご参加です。
今日は曇りという天気予報になっています。
しかし夕方には雨マークがつきました。
なんとかお天気がもってくれるといいですね。
それでは出発です。
潮位があるうちに手前のマングローブの入り江にやってきましたよ。
ここはもうすぐ潮がひいてはいることができなくなります。
マングローブの種が流れていました。
あとで植えてみましょうね。
マングローブにヒルギハシリイワガニが張り付いていました。
でもとても恥ずかしがり屋さんなので、すぐに後ろ側に隠れてしまうことが多いです。
入り江を抜けて、今日は海が見えるところまでお散歩です。
そして折り返して、マングローブのほうへ戻ってきました。
せっかくなので落ちていた種を植えることにしましょうね。
ここです。
ここに植えましたよ。
がんばって大きくなってくださいね。
湧き水エリアでは生き物観察です。
なんと、ミナミトビハゼを捕まえましたよ。
手の上にのっていますね。
そしてシレナシジミと記念撮影です。
またカヤックに乗って散策です。
イソシギが獲物を狙っています。
みんな逃げろ!
イソシギが来るぞ!
岸に到着です。
おつかれさまでした。
今日はありがとうございました。
午後の1時間30分コースです。
3名様のご参加です。
着替えて準備ができたら、乗り場へ歩いて移動です。
すぐ近くです。
みんなでパドル練習です。
潮がひいているので、広々としていますね。
出発前の記念撮影です。
さあ、遊びに行きましょう。
みなさん、とても上手です。
干潟ではミナミトビハゼが出てきましたね。
ちょっと後ろ姿になってしまいました。
マングローブの入り江ではシレナシジミと記念撮影です。
あ、食べている人がいますよ。
ナイスポーズです。
でも落っこちないでね!
岸に到着です。
すごい、魔女宅、それともハリーポッター。
古い世代には魔女っ子メグちゃん、もっと古い世代には魔法使いサリーです。
おつかれさまでした。
今日はありがとうございました。
今日はトワイライトカヤックのショートコースもご予約いただいていたのですが、残念ながら雨の予報のために開催中止とさせていただきました。
この午後の1時間30分コースがぎりぎりセーフでした。
この後は予報通りに雨が降ってきました。