今日はカレンダーの日だそうです。
1872年に12月3日を1月1日にしちゃいますと発表されたことで、新暦、今の暦に切り替えられました。
ものすごいですね。
いっきに日にちが一新されたのですから。
1872年というと明治維新によって新政府が樹立されてまだまもないころです。
岩倉使節団がアメリカやヨーロッパを視察しながら、諸外国との不平等条約を改正するための準備や西洋諸国の調査をしている真最中のころです。
暦も西洋諸国に合わせて、文明国であるというアピールをすることも大事だったそうです。
伝統行事や季節感による生活の慣習など、いろいろな出来事が暦と連動していましたから、急に暦が変わってしまうと混乱しますよね。
カヤックのツアーでも季節ごとの自然現象の特徴が重要です。
旧暦の2月は2月風回り(にんがちかじまーい)と呼ばれていて、急激に風向が変化して、海人(うみんちゅ)、沖縄の漁師さんも特に気を付けていたなんていうこともあります。
このように今でも旧暦での季節感が生き続けています。
新暦になった今でも、カレンダーには旧暦も一緒に表示されているものが多いですね。
ではでは、今日のツアーの様子です。
湧き水散策の2時間30分コースです。
2名様でのご参加です。
ちょっと空模様が怪しいので、こてこての服装で遊びに行きます。
砂浜でパドルの練習です。
引き潮なので、浜が広いですね。
満潮になるとほとんど沈んじゃいます。
カヤックに乗り込んで、これから出発です。
今日はこのお二人だけなので、ほんとうに超貸し切り状態となっていますよ。
のんびりと遊びに行きます。
周りの風景を見たり、生き物を探しながらのツアーです。
干潮なので、干潟にはシオマネキがたくさん出てきましたよ。
あまり寒くなってくると、出てこないこともあるのですが、今日はしっかりと活動しています。
オキナワハクセンシオマネキ、かわいいですね。
正面から見るとオスの白くて大きなハサミが特徴的です。
でも横から見たり、後ろから見たりすると、黄色もしくはクリーム色っぽいですよ。
前から見るとほんとうにハクセン(白い扇子 せんす)ですね。
琉球石灰岩の岩山がそびえたっています。
角度によっては人の顔みたいです。
ちょっと斜めから見るとガイコツみたいな感じかも。
髑髏岩(どくろいわ)とか呼ぶと、子供が怖がるかもしれませんね。
私としては、あごがすごく大きく見えるので、ど根性ガエルの梅さんとかクッキングパパの主人公の荒岩主任(今は課長なのかな)に見えます。
ほとんど妄想だと思いますが。
湧き水の入り江にやってきましたよ。引き潮なので、まわりも水が少ないですね。
恒例のシレナシジミと記念撮影です。
毎回、撮影しているわたしも楽しいんです。
雨が降ってきたので、レインコートのフードを被った上から帽子をしていますよ。
湧き水で生き物観察です。
さて、何がいるのでしょうか。
うふふふ。秘密です。
記念撮影です。
サムアップ&ピースですね。
ミナミトビハゼもでてきました。
体が湿っているので、テカテカですね。
こうして保湿しているからこそ、皮膚呼吸のための組織が守られているんですね。
定期的に水に入ります。
かなりおりこうさんです。
今年、植樹したメヒルギ、だんだんと成長していますね。
これからまたカヤックに乗って出発です。
雨が少し強くなってきたので、防水カメラに切り替えて撮影していますよ。
海にも潜れるカメラなので、めっちゃ便利です。
こういうときに超安心です。
ただしそれほど望遠で撮影することはできません。
チームワークも抜群です。
岸に戻ってきました。
おつかれさまでした。
今日はありがとうございました。