今日、11月20日は世界こどもの日(Universal Children`s Day)だそうです。
国連総会で制定を勧告したそうです。
具体的な日にちは各国に任せられているとのことなので、日本ではみなさんご存知の5月5日になっています。
そもそも5月5日は端午の節句として、大昔から男の子の健やかな成長を願って、祝い事や行事が行われています。
世界こどもの日よりも前に国際子どもの日というのが6月1日に制定されているので、世界各国では子供の日もいろいろですね。
アメリカには子供の日がないようです。
いろいろな行事はニュースになっても、そういえばアメリカでの子供の日というニュースは聞いたことがないですね。
ハロウィンのほうが、イメージ的には子供の笑顔とつながる感じです。
では、今日のカヤックツアーの紹介です。
お天気が良くなってきました。
でもさむいのでウインドブレーカー代わりにレインコートをきて遊びに行きました。
午前の2時間30分コースです。
石灰岩の浸食地形で記念撮影です。
ノッチと私というテーマです。
ノッチは切れてかけているという意味があります。
このような浸食地形は地質学ではノッチ(Notch)と呼ばれていて、海蝕窪や波食窪という和名があります。
芸能界ではデンジャラスのノッチ、パヒュームのノッチがいます。
食品業界ではインスタントラーメンとかに入っている調味料の小袋、開けやすいようについている切れ目もノッチという名前です。
あと鉄道では、、、これはまたの機会に。
ちょっと眠そうな顔のミナミトビハゼです(生まれつき、こんな顔です。ごめんなさい)。
湧き水エリアで記念撮影です。
生き物観察、とても楽しかったですね。
おつかれさまでした。
ありがとうございました。
こちらは1時間30分コースです。
浅いところにノコギリガザミの子供がいました。
夏に生まれた個体のようです。
だんだんと大きくなってきましたが、大人になるにはまだまだそうとうな時間がかかりそうです。
大きくなると怪獣みたいになりますから。
ヤエヤマシオマネキのオスです。
この辺りには、このように大切なはさみが折れているカニもいます。
自切点と呼ばれているところで、自ら切断する場合は、再生します。
しかし、それ以外での切断や損傷では、元のようには治りません。
オスの大きなハサミが持っている役割はいくつかあります。
今、思いつくのは3つの役割です。
1番目はディスプレイ。
雌に対してのアピールにとても重要なはさみです。
大きなハサミを大きく振ることによって、雌に注目してもらって、自分の巣穴に呼び込みます。
もし成功すれば、オスの巣穴のなかで交尾・産卵(抱卵)となって、めでたしめでたしです。
6月から8月にかけての繁殖期には、オスは大忙しです。
子孫を残すためにも、この大きなハサミがとても大切なんです。
ただ、この写真のオスの場合は、不動指の先端部分がこのように欠損しているので、求愛の際の不都合の度合いは、ちょっとわかりません。
これくらいなら平気なのかもしれません。
2番目はバトル。
縄張り争いなどケンカでは、ちょっと不利かもしれませんね。
大きなハサミを使って、相手をはじきとなしたりします。
そしてテレビで見たことがあるかもしれませんが、大きなハサミで、相手を投げ飛ばすこともあります。
これくらいにハサミが欠けていると、投げ技は有効ではないでしょう。
3番目はクーリング、冷却です。
シオマネキの大きなハサミには冷却の働きがあるようだという記事を見ました。
研究資料では、大きなハサミが放熱の効果を持っているとのことです。
特に繁殖期の暑い季節に重要だそうです。
長い時間、暑い表にいることができれば、エサも長い時間食べることもできるし、メスとのデートの機会を増やすことができますね。
ただ、写真のオスのような損傷の程度ではどれくらいの影響があるんでしょうか。
また、日本の場合だとなんだかんだ言っても、そんなに暑くはならないのかもです。
暑すぎると体を冷やすために巣穴に入るといっても、ツアーで観察している程度では、どのオスが休憩に入るのかは、ちょっとわからないです。
かといって、「今日は暑すぎてカニがいないなー」ということも感じたことがありません。
逆に寒すぎると、いなくなっちゃいます。
現実的な不具合はやはり、ケンカに負けちゃうかもっていうことかもしれませんね。
今度、もし機会があれば、ケンカしている場面を見たいものです。
カワセミを見ることができました。
ほんとうに美しい鳥ですね。
カラスもこんな色だったら、もっとかわいいのにと思ったこともありますが、それだと逆に不気味で怖いかもしれませんね。
シレナシジミと私というテーマでパチリ!
イソシギがお散歩中です。
シオマネキをねらっているようです。
おつかれさまでした。
みなさん、シーカヤックマングローブツアーにご参加いただき、ありがとうございました。