沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

沖縄美ら海水族館にいちばん近いシーカヤックマングローブツアーのブログです。

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苞片(ほうへん)が落ちていました 2017年11月16日

今日のカヤックツアーです。

午前午後ともに2時間30分コースなので、湧き水エリアで生き物観察を楽しみました。

友達同士の旅行や家族旅行、そして修学旅行とみなさんいろいろなスタイルで沖縄を楽しまれていますね。

苞片の話は中盤で。

 

午前のコースです。

3名様でのご参加です。

パドル練習も終わったので、恒例の「使用前の写真」を撮影です。

うちのツアーはなにかと「恒例」があります。

 

 

マングローブの入り江にやってきました。

湧き水エリアでは、みんな一緒に生き物観察です。

何をして、どんなふうに遊んでいるのかはネタバレみたいになってしまうので、ブログには極力載せていないのです。

ですから、ツアーブログだけ見ていると、1時間30分コースと2時間30分コースの違いが分かりにくいかもしれません。

そこがつらいところです。

全部、前もって紹介するよりも、ちょっとしたワクワク&ドキドキがあるほうが楽しいと思うので、秘密にしています。

電話でもよく質問されることがあります。

「2つのコースはどう違うんですか?」

そういう時は、

「コース時間がまるまる1時間違うので、長く楽しみたい方には2時間30分コースがおすすめです。

手続きや着替えも含めてのトータル時間になるので、1時間30分コースは、短い時間でのカヤック体験になります。

長いコースは途中で湧き水エリアでいったんカヤックを降りての生き物観察もあるので、自然が好きな方やお子さんに生き物を見せたい方にはお勧めです。」

とお伝えしています。

「何がみられるんですか?」という質問には、「その時のお楽しみです」という不親切な回答をしています。

これも楽しく遊んでいただくための配慮ですので、すみません、お気を悪くしないでくださいね。

実際のツアーではできるだけたくさん写真を撮影して、CDでお渡ししています。

ですから、ブログではこのような後ろ姿の写真になっちゃうんです。

ミナミトビハゼも元気です。

とても近くによって来ることがあります。

近くに落ちているうどんみたいに見えているのは、アコウという木の苞片(ほうへん)です。

(アコウの木)

苞というのは、苞葉とも呼ばれていて、新芽やつぼみなどをカバーしている葉の一種です。

何枚かの苞片でできています。

実は里芋の仲間などの肉穂花序(にくすいかじょ 花)を囲うようにあるものは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれている苞です。

ミズバショウの花のほうがイメージしやすいかもです。

沖縄ではクワズイモがそうです。

(クワズイモ)

そしてブーゲンビリアも花は中心にある小さい白いもので、色鮮やかなものは苞(苞葉)です。

(ブーゲンビリア)

アコウは木によって、タイミングはバラバラですが、新芽を出す前に一気に落葉します。

(アコウの落葉後の新芽)

そして苞に包まれた新芽が生育して、そのあとに苞が脱落します。

そうするとあたり一面に玉ねぎの皮みたいな感じで、苞片が散らばります。

何も知らない頃は、どの木の花びらなのだろうかと、見上げて探していました。

この写真で見ると、まるで切れたうどんみたいな感じかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おつかれさまでした。

 

 

 

 

午後のコースです。

こちらはご家族での参加です。

みんな一緒に乗っていただきました。

 

こちらは修学旅行のみなさんです。

班別行動として、タクシーでの移動です。

せっかくの沖縄の修学旅行、自然を楽しむプランニングもよいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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