沖縄マングローブカヤックブログ/なきじん海辺の自然学校

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風力発電もたいへん 2017年10月20日

台風21号がやってきます。

海辺の自然学校も台風対策です。

カヤック乗り場から船をすべて回収です。

そしてロープでつなぎます。

風で飛んではいけないようなものをしまいます。

今回の台風に関しては暴風域には入らない可能性が高いです。

 

台風が来る前の夕焼け、朝焼けは特別に美しいことがあります。

今日もだんだんと不思議な空色に代わっていきます。

 

本当にきれいな色ですね。

風がとても強いので、ものすごい速さで雲が移動していきます。

すこし方向を変えるとこんな感じです。

不気味な空色ですね。

 

風力発電の風車はがんがん回っています。

かなり風が強くなってきました。

風が強いときには、羽の角度を変えて、なるべく風の抵抗を減らすようにしています。

近年では、羽がない風力発電として、マグナス効果というものを活用した装置が研究実験されているようです。

沖縄の南城市に試験装置が設置されているそうです。

こういうものは別名で台風発電と呼ばれているものあるそうです。

あまりにも強い風が吹くと通常の羽が付いている風力発電はダメージを予防するために発電を停止します。

ネットで見つけた風力発電会社のサイトでは台風などの暴風時には停止(カットアウト)して、羽が風を受けにくい角度(フェザリング位置)にしているそうです。

まったく回らないというわけではありませんが、極力、装置への負担を軽減しているのですね。

2003年9月に宮古島を直撃した台風では、風力発電設備が倒壊や羽の破損などの大きな被害を受けて、ニュースでも大きく取り上げられました。

この台風14号(912hPa)はまさに最大級の強さで、最大風速60m/s、瞬間最大風速で90m/sにも達したといわれているそうです。

与那国島でも2015年9月の台風21号で羽が折れるなどの大きな被害が出ました。

最大瞬間風速が80m/sを超えていたそうです。

どちらもメーカーの想定をはるかに超える暴風によるものでした。

自然の力は本当にすさまじいですね。

現在は、台風による被害を避けるために可倒式と呼ばれている風力発電もあります。

台風の際や、修理、メンテナンス時に90度近く倒すことができるものです。

人間の知恵や工夫も自然災害に追いつけ、追い越せなのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕焼けが反射して、川面もきれいなオレンジ色に染まってきました。

 

 

 

 

 

雲が赤く染まっています。

 

 

 

 

 

風もだんだんと強まり、川のなかに強く吹き込むようになってきました。

 

 

 

 

 

だんだんと怪しい雲が押し寄せてきました。

あたりもあっという間に暗くなってきました。

 

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