2月18日。朝の大井川河口です。今日は午前にシーカヤックマングローブツアー2時間30分コースが入っています。
カヤックを並べて、備品の用意です。穏やかな水面です。
ツアーも終了して、カヤックの片づけです。そうした砂浜にこんなものを見つけました。オイルボールです。
先日、海からの贈り物としてガラスの浮き玉が流れ着いたことを紹介しました。しかし吹き付ける風はありがたくないものも海辺の運んできます。
海で排出、放出された油は海面を漂いながら、だんだんと固まり始めます。ときにはこのような形で浜辺に漂着します。漁具やボートに付着したり、散策しているときに踏みつけて靴についたり、時には海遊びをして身体についてしまったりと、厄介な代物です。流出した油は生き物の体に付着すると、大きな害を与えます。
こんなものがそのまま砂に埋もれてしまうと、長い時間をかけて、有害な成分を放出していきます。ひどいときには子供の頭くらいの大きさのものが漂着することもあります。
水辺の風景は毎日、そして1日のうちでも数時間ごとにどんどん変わります。水辺を散策すると何気ない移り変わりに喜んだり、心を痛めたりといろいろとかんじるようになります。